【87回セミナー】中小企業の資金調達・資金繰りにも大きく影響する税務署の3つの線引きについて ~税務調査と資金調達、資金繰りを考える~レポート
11月10は今年(2022年)最後の会員様限定セミナーでした。
大阪国税局出身の税理士「野田 高士」先生が講師を務めてくださいました。
今回もオンライン配信になります。こんな感じです。ZOOM動画です。
ちなみに配信スタジオはこんな感じです。設備万全です!
野田先生がとても丁寧にお話してくださって分かりやすかったですね。
やや税理士さんでないと、分かりにくい部分があったのかもしれませんが、もし、不明な点などがあれば、私にメールをください。
野田先生に確認いたしますので、ご遠慮なく!
今回のテーマは、「税務調査と資金繰り」です。
前半は野田先生の税務調査についてお話しして頂きました。
よくよく考えてみれば、顧問先やお客様のことばかりではなく、私達も事業者ですので、密接に関係しているのだなあって思いました。
スーツの話などは実務深かったです。
また、税務調査とSNS、AI、メディアとの関係など、実に興味深かったです。
国税は、今後、デジタルに強い職員の増員の為、理工学系の学生の採用を増やす等、大きく変化しつつある時代になっているのだと感じました。
そして、後半には、古田土会計の森尾さん、前回のセミナー講師を務めて頂いた平賀先生にもご登壇して頂きまして企業の資金繰りへの影響について議論を深めてまいりしました。
税務調査を受けての、銀行から融資拒絶の事例の話などは、私もそういう経験がなかったので、実にシリアスに感じましたね。
銀行はどこを見て判断するのか?そういう話もありました。
平賀先生が顧問先のケースで解説してくださったこともとても勉強になりました。
銀行員の立場でお話ししてくださるのはとても参考になります。
もしかしたら、、、今回のテーマは税理士の会員様以外には、少々、縁遠く感じられたのかもしれませんが、実は、税理士以外の会員の先生にこそ、是非とも聞いてほしい内容となっております。
「税務調査と企業の資金繰りは関係ない」・・・ということではない、ということを理解してほしいのです。
よって、財務コンサルティングを行う上で、税務調査が資金繰りに与える影響については、“リスクもある”ということを知っておくべきだと感じました。
そういうリスクが発生しても、企業が普段から行うべきことは何か?これについてもセミナー後半で話が出ておりますので、是非聞いてください。
また、何といっても会員の皆様に野田先生と繋がってほしいです。
とても心強い味方になってくれると思います。
企業価値を上げる節税の仕方など、野田先生ならではのお話しでした。
先生はそういうアドバイスもされているので、本当に心強いです。
今回、リアル参加されなかった会員様(特に税理士以外の会員様!)、是非、見て(聞いて)くださいね。
<お知らせ>
12月(及び8月)は「勉強会」の予備月になります。
会員様から「こういうテーマでやってほしい」というリクエストがあれば開催いたします。ご遠慮なく、ご連絡をください。リクエストがなければ、原則開催はいたしません。
次回の「会員様限定セミナー」は、年明け2023年1月になります。日程は、現在、講師の先生と調整中です。詳細については、いつも通り開催1か月前にはお知らせいたします。
イベントの詳細
2022年11月10日に「会員様限定セミナー」を開催いたします。
今年最後の会員様限定セミナーです。
(なお、今回もオンライン配信とさせて頂きます。)
11月10日の講師は、大阪国税局出身の税理士「野田 高士」先生です。
(野田先生は、大阪からオンラインでの参加になります。)
セミナーテーマは以下の通りです。
<テーマ>
・中小企業の資金調達・資金繰りにも大きく影響する税務署の3つの線引きについて
~税務調査と資金調達、資金繰りを考える~
事前にお伝えしておきますが、今回のテーマは「税理士向け」のように思えるかもしれません。
しかしながら、内容としては、税理士以外の会員さんでも理解できる内容です。
「税務調査」については、税理士さんが専門だと思いますが、税務調査が「財務、資金繰りに与える影響」については、私達も知っておくべき知識です。
あくまでも「資金調達サポート会」の会員様セミナーですので、「資金調達」がテーマになります。
さて、11月10日のセミナーでは、主に野田先生に以下の内容について講義していただきます。
1.「調査先選定」の線引き
2.「指導どまりor修正申告」の線引き
3.「過少申告加算税or重加算税」の線引き
野田先生には「税務調査」について、税理士さん以外でも分かるように解説して頂きます。
そして、吉田が資金繰りに関する影響について、野田先生とディスカッションをしながら、明確にしていきたいと思っております。
たとえば、、、
・事前に調査のタイミングをつかめれば不足の事態への準備もできる!
・後日否認によって突然の資金不足の可能性もあり得る!
・重加算税は銀行のイメージも悪く今後の融資に大きな悪影響もあり得る!
など、このように様々な影響が考えられますよね。
税務調査(結果)に関して、「税務署」及び「金融機関」の見解はどうなのか?
そして、資金繰りの影響はどうなのか?
など、今までになかった斬新な視点だと思います。
なお、ディスカッションでは、今回も古田土会計の森尾さんにご協力していただき、皆さんで、理解を深めていきます。
是非、楽しみにしていてくださいね。
以下、野田先生のプロフィールです。
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<野田先生プロフィール>
・1983年に大阪国税局入局
国税局および滋賀県下、大阪府下の税務署において税務の経験を積み、
その後、浪速・東淀川・堺の3署の署長を歴任
2008年7月 関東信越局 春日部署・副署長
2010年7月 東住吉税務署・副署長
2011年7月 局課税第一部・統括国税実査官
2012年7月 浪速税務署長
2013年7月 局総務部・税理士監理官
2015年7月 局総務部・事務管理課長
2016年7月 局課税第一部・個人課税課長
2017年7月 東淀川税務署長
2018年7月 局調査第二部・次長
2019年7月 堺税務署長
2020年7月 大阪国税局退職
<資格>
・2020年 9月 税理士登録(登録番号144155)
・2020年10月 中小企業診断士登録(登録番号420646)
・認定経営革新等支援機関
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素晴らしいキャリアですね。
私も楽しみです。
野田先生とは何度も税務調査のお話しを聞いたことがあるのですが、とても分かりやすく勉強になります。
税理士以外の会員さんにも是非聞いてほしいです!
皆さまからのご参加をお待ちしております。
【会場参加及び終了後の懇親会について】
11月10日のセミナーは、オンライン配信になりますが、5名様限定で配信スタジオへの参加も可能です。
場所は、安定配信を確保するために専用スタジオを借りております。
5名くらいなら椅子のセッティングが可能ですので、是非、お申込みください。
終了後には、懇親会に行きましょうー。
特にお店の予約はしません。
また、「会場参加はしないけど、懇親会だけ行きたい」というのも大歓迎です!
【次回の会員様限定セミナー及び勉強会について】
11月の「会員様限定セミナー」は今年最後の開催になります。
「資金調達勉強会」は12月開催(予備月)は可能です。
12月は予備月なので、会員様からのテーマ・リクエストがあれば開催いたします。
終了後に「忘年会」もいいですね!(笑。
是非お気軽にリクエストの返信をくださいね。
日時 | 2022年11月10日(木) |
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ご案内 | ・タイトル:会員様限定資金調達セミナー ・日程:2022年11月10日 ・時間:16時00分~19時00分完全終了 ・場所:都内会議室にて(コロナ禍のためオンライン配信にて対応) ・講師:未定 |
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