【第80回セミナー】「元銀行員が語る!今後の金融機関との付き合い方、交渉術について」~アフター・WITHコロナを生き抜くために~レポート
9月9日に第80回「会員様限定セミナー」を開催いたしました。
配信スタジオの様子です。(講師の平賀先生)
先日の平賀先生のお話しですが、リアリティ溢れる内容でしたね。
私としては、自販機会社のケースについてとても考えさせられました。
コロナ禍の直接打撃を食らっている企業をファイナンスという視点で、どこまで支援できるのか??この点について考えさせられました。
会員の皆様もご存じの通り、私は現在のところ企業さんと「顧問契約」を結んでおりません。
もし、顧問先だったらどうしたんだろうか??
何かできたのだろうか??
など、色々と考えてしまいました。
昨年から今年のはじめくらいまでは、「何しろ資金調達をして手元資金を増やす」ことを念頭にコンサルをしてきましたが、想像以上にコロナ禍が収束せずに、この夏が最大ピークの陽性者数に拡大しています(第五派)。
まだまだコロナ禍が拡大するとしたら、今後はどういう方向性をとるべきか?
今年の冬に、第6派がくるのか??
それとも、ワクチン等で、もしかしたら、コロナ禍は収束するのか??
神のみぞ知る・・・ですが、企業のとるべき方向性を判断するのは非常に難しいですね。
それと、粉飾についてもリアルなお話しをしてくださいましたが、この仕事をしていると、粉飾がらみとは切っても切り離せません。
私もそこそこの思い出があり、複雑な気持ちになることがあります。。。(確か、相当以前に会員様セミナーでちょっとお話ししたことがあります。)
粉飾に関してはとても繊細です。
先日の平賀先生のセミナーで、私は感じた今後の方向性については以下の通りです。
1.きめ細かい金融機関とのコミュニケーションが必要である。
2.コロナ禍が長引いているので、今後は、事業計画書作成が重要となる。
3.ファイナンスの視点からは、何しろ資金ショートさせないこと。(→資金調達する!!)
どれも、ごくごく当たり前のことで、コロナ禍とは関係ない・・・と思われるかもしれませんが、今後は、当たり前のことを、さらに徹底することが求められるような気がしました。
ちなみに3の「資金ショートさせない」ですが、資金調達は一つの手法であって、資金ショートさせない取り組みは他にもありますよね。
あくまでも「ファイナンス」の視点で・・・という意味です。
また、平賀先生もお話されていましたが、「リスケ」も一つの手法です。(判断に迷われる際は、いつでもご相談ください。)
何でもかんでも「資金調達すべき!」という意味ではありませんので、誤解のないようにして下さい。
また、今回も平賀先生が詳細な資料をPDFを提出してくれています。
「こんな細かい資料など作れないよ!」と思うのではなく、「こういうケースで平賀先生は、このような資料を活用して交渉している」という視点でセミナーを聞いてください。
事業規模の小さな企業さんの場合は、もっと簡易的な資料でも大丈夫なケースはあります!
平賀先生の資料を100%そっくり真似しなくては交渉に役立たない、ということではありません。
それと、通常、コンサルタントはこのような資料を公開してくれません。
そういう意味でも本当に有難いですね。
何度でも平賀先生のお話しを聞いて欲しいと思います。
なお、平賀先生にご質問があれば、私にメールをください。
平賀先生に転送いたします。
直接、名刺交換などをされている会員様は、直接メールをしても回答してくださいます。
先日は、講義の時間が長引いてしまって、質疑応答の時間が短かったです。
もしかしたら、質問しにくかった、という会員様もいるかもしれませんね。
遠慮なく、平賀先生にメール質問してみてください。
<お知らせ>
次回の「会員様限定セミナー」は2021年11月11日になります。講師は現在、選定中でございます。次回もオンライン配信になってしまいますが、ご理解くださいませ。
イベントの詳細
2012年9月9日に第80回「会員様限定セミナー」を開催いたします。
今回もオンラインセミナー(ZOOM)になりますので、ご了承くださいませ。
さて、9月9日の講師は、元銀行員で財務・経営コンサルタント「平賀真英」先生です。
昨年の9月も平賀先生にお願いしております。
http://www.fa-ps.com/event/2071/
セミナーテーマは以下の通りです。
<テーマ>
「元銀行員が語る!今後の金融機関との付き合い方、交渉術について」~アフター・WITHコロナを生き抜くために~
昨年から以下のような「コロナ銀行対策」についてのセミナーが続いていております。
<2020年11月>「日本公庫」との付き合い方について
http://www.fa-ps.com/event/2072/
(講師:落藤先生)
<2021年1月>「リスケジュール」について
http://www.fa-ps.com/event/2107/
(講師:川北先生)
<2021年3月>「決算書対策」について、
http://www.fa-ps.com/event/2108/
(講師:原田先生)
そして、今回は、平賀先生の「銀行交渉術」についてです。
さて、現在、デルタ株による新型コロナウイルス感染症が急拡大しております。
ワクチンが普及していても感染が収束する気配すら感じられませんね。
今のところ、コロナ融資などによって、倒産件数が押さえられておりますが、今後は、どうなるのか、これだけは誰も分かりません。
<参考記事>
・年間倒産は7,000件前後の見込み、新型コロナの影響強まる
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20210712_01.html
また、各種報道にもあるように金融庁は、金融機関の再編を促す方向性です。
<参考記事>
・金融庁、地銀の再編を積極支援 中島新長官が表明
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2662405c2c35f123ffac9a11b810e9b5ba25a31
今後、中小企業を取り巻く金融環境が大きく動きそうです。
本格的に企業の倒産も増加していくのかもしれません。
実は、9月のテーマは「アフターコロナに向けての銀行交渉術」というテーマにする予定でした!
昨年末くらいの時点では、2021年秋くらいには収束の目途が立つかな?と想像しておりました。
よって、「アフターコロナに向けて」というテーマを想定していましたが、甘かったです。
収束するどころか、拡大しているのが現実です。
現状では、なかなか「アフターコロナ」のイメージを描くことができませんよね・・・。
1~2か月後、年末、そして来年について想像し難い状況ではありますが、平賀先生には、今後の金融機関との付き合い方についてお話ししていただきます。
銀行員としても、コンサルタントとしても豊富な経験な平賀先生のお話しを聞きたいですねー。
経験豊富な平賀先生でも、絶対的な回答はとても難しいと思いますが、是非、皆さんも、平賀先生に色々とご質問をしてみてください。
私も聞きたいことがたくさんあります!
なお、今回、会員様の中には、平賀先生のお話しを聞くのが初めてもの方もいると思いますので、簡単にご紹介させて頂きます。
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平賀先生は、地元神戸市の第2地銀にて法人融資営業として13年間勤務されました。
勤務先の銀行が吸収合併されるに当たって希望退職され、その後2002年に独立開業、現在に至ります。
銀行員時代は、資産家向け営業担当、外国為替担当、神戸の中央卸売市場内外の営業担当、本店営業部の法人融資営業担当、地元新規創業企業の開拓担当などを歴任されたそうです。
また、先生は、銀行員として、阪神大震災をご経験されています。
それと、平賀先生は銀行員時代に、本店審査部長から「全店から来る稟議書のレベル・ナンバーワン」とのお褒めの言葉をいただいたこともあるそうです。
まさに「資料作成のスペシャリスト」だと思います。
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9月9日はオンライン配信になりますが、平賀先生のお話しを聞きに来てくださいねー。
皆さまからのご参加をお待ちしております。
日時 | 2021年9月9日(木) |
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ご案内 | ・タイトル:会員様限定資金調達セミナー ・日程:2021年9月9日 ・時間:16時00分~19時00分完全終了 ・場所:都内会議室にて(コロナ禍のためオンライン配信にて対応) ・講師:未定 |
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