【第77回セミナー】コロナ禍を乗り切るための金融機関の決算書の見方レポート

 

 

3月18日は第77回「会員様限定セミナー」でした。

 

今回もZOOMによる配信になります。

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先日の原田先生のお話しは“現場感”といいますか、、、さすが、「元銀行員」というような内容だったと思います。

 

実は、、、私も相当メモをとってました(笑!

 

様々なお話しをしてくださったので、多くの発見があったのでは??

 

私も、自分の知識と経験の整理にもなって、本当に勉強になりました。

 

 

さて、原田先生がお話しされていた「利益、在庫の不連続」についてですが、これはちょっと気を付けた方がいいですね。

 

実は、私も、これまでに利益の不連続を発見した経験があります。

 

相談先の決算書を見て、あれ??って思って確認したら、実際、こういうことがありました。

 

また、皆さんもご存じの作家の池井戸潤さんの書籍でも同様のことが書かれていたことを覚えております。

 

やはり、これは金融機関さんからすると、不信感に繋がりますよね。

 

在庫の不連続についても、確認してみたら、会計ソフトなどの使い方によっては発生しうることだそうです。

 

 

また、原田先生から経常収支比率についての丁寧な説明がありました。

 

シンプルにお話ししますと、事業を通して獲得した「資金」が足りているのか、足りていないのか、についての指標だと思ってくださって結構です。

 

つまり、「経常収支」は現金ベースでの「経常利益」という見方もできます。

 

これが赤の場合(比率が100%を割っている場合)は、現預金を取り崩すか、借入などをして、賄う必要があるわけです。

 

また、経常収支が赤字なのであれば、経常利益も赤字になると考えられます。

 

もし、経常利益がプラスだったら・・・、やはり、おかしいですね!

 

原田先生は、この乖離がどれくらいあるのか銀行員は見る、と言っています。

 

当然と言えば当然のことです。

 

ケースによっては粉飾?や何らかの決算の操作があったのかもしれない・・・と疑われてもしょうがないです。

 

この経常収支を確認するのは、何といっても「資金繰り表」が最も分かりやすいです。(また、「資金移動表」からも分かります。)

 

そういう意味においても、やはり資金繰り表って本当に重要だと確認します!

 

当日参加できなかった会員様は、是非とも原田先生の講義を聞いてください。

 

本当にとっても勉強になりますよ!

 

私ももう一度見てみようと思っています。

 

 

<お知らせ>

次回の「会員様限定セミナー」は2021年5月13日になります。

 

講師は例年の通り、私(吉田)が務めさせて頂きます。

 

なるべくタイムリーな内容のお話しをしたいと思っていますので、現時点ではテーマは未定です。

一か月前までには決定してお知らせします。

 

なお、状況によっては、外部講師の先生に依頼するかもしれませんので、その点、ご承知くださいませ。

 

また、次回もオンライン配信になってしまいますが、ご理解くださいませ。

 

 

イベントの詳細

 

 

2012年3月18日に第77回「会員様限定セミナー」を開催いたします。

 

なお、今回もオンラインセミナー(ZOOM)になりますので、ご了承くださいませ。

 

今回のセミナーテーマは以下の通りです。

 

 

・テーマ:コロナ禍を乗り切るための金融機関の決算書の見方

 

・講師:原田 伸也 先生 (事業再生コンサルタント、「商工組合中央金庫」出身)

 

 

3月18日は毎年恒例の原田先生に講師をお願いしております。

 

原田先生には、これまでに過去4回、講師をして頂きました。

 

よろしかったら、以下のレポートも見てみてください。

 

 

<17年4月6日のレポート>
http://www.fa-ps.com/event/1552/

 

<18年1月18日のレポート>
http://www.fa-ps.com/event/1673/

 

<19年1月17日のレポート>
http://www.fa-ps.com/event/1872/

 

<20年1月16日レポート>
http://www.fa-ps.com/event/2022/

 

 

さて、今回のテーマは「金融機関の決算書の見方」についてです。

 

テーマの冒頭に「コロナ禍を乗り切るための」と付いておりますが、このテーマはコロナ禍など関係なくとても重要な知識です。

 

決算書の見方については、色々な視点があると思います。

 

3月18日の会員様セミナーでは、金融機関出身の原田先生ならではのノウハウを知ることができますよ!

 

現在、コロナ禍の影響で多くの企業の決算書(BS/PL)が悪化していると思います。

 

今後、金融機関はどういう見方をするのでしょうかね。

 

これまでに誰も経験したことないアフターコロナにおいて、今後、金融機関はどういう見方、判断をするのか。。。

 

明確に「今後、どうなるのか?」については、予測はできても誰にも分からないのかもしれません。

 

だけど、そういうことを原田先生に質疑応答の時間にも質問してみたいですね。

 

皆さんも原田先生に聞きたいことがあれば、質問を用意しておいてください!

 

今回もなるべく質問時間を多くとるようにしたいと考えております。(原田先生のセミナーの進行状況にも左右されると思いますが!!)

 

 

<参考>原田先生のプロフィール

原田先生は商工中金に17年間在籍され、その間、「支店での融資が13年間」、「本部でのリスケの諾否や不動産融資の規定作り」等に携わっており、当時、他行の本部行員と意見交換などもされていました。

 

そして、その後、5年間経営者となり、後半2年半は代表者を務められ、借入・条件変更・延滞協議・サービサーとの交渉・M&Aによる事業売却等を代表者として対応されています。

 

その後、コンサルタント会社を経て、現在は独立コンサルタントとして、全国の企業の事業再生や銀行交渉の支援に携わっております。

 

つまり、「銀行員」と「経営者」の二つの立場を現場レベルで体感している数少ない実践的な「経営コンサルタント」の先生です。

 

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是非とも楽しみにしてください。

 

皆さんからのご参加をお待ちしております。

 

 

 

日時 2021年3月18日(木)
ご案内

・タイトル:会員様限定資金調達セミナー

・日程:2021年3月18日

・時間:16時00分~19時00分完全終了

・場所:都内会議室にて(コロナ禍のためオンライン配信にて対応)

・講師:未定

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