(1/18)事業再生実務セミナー　～事業再生のための時間を作るための各種支払ジャンプ策～（第58回）レポート

 

先日（1月18日）は第58回「会員様限定セミナー」でした。

 

テーマは、「事業再生のための時間を作るための各種支払ジャンプ策」です。

 

講師は原田伸也先生です。

 

 

＜セミナーの様子＞　熱気ムンムンです！　原田節が炸裂～！

 

 

＜懇親会の様子＞　相変わらずの異常な盛り上がりです！（笑）

 

 

＜二次会＞　ちかくのBARにひっそりと・・・。

 

懇親会が終わって、会員の皆様を無事お見送りしたら、ホッとしますね。

 

その後にひっそりと飲みに行っています。

 

無理に会員さんを誘わずに１人の時もあれば、２～３人の時もあります。

 

もっと多い時もあります！　その時々の流れにお任せです。

 

何となく、二次会になるとホッとします。（笑）

 

 

 

さて、セミナーですが、原田先生の実務からの経験に基づくノウハウは、実に興味深かったですね。

 

私もとても勉強になりました。

 

本来、支払ジャンプなどはしない方が良いに決まっています。

 

しかしながら、中小企業においては“せざるを得ない”・・・事態も起こるわけです。

 

先日の講義でとても印象に残った内容があります。

 

それは、「ジャンプする側より、される側の方がとても大変・・・」です。

 

だから、誠意をもって対応しなければなりませんよね。本当にそうだと思います。

 

「払えない」と言われれば、正直、無い袖は振れないわけです。

 

ジャンプをお願いする側も相当のプレッシャーでしょうが、支払ってもらえない側の方が大変です。

 

 

実は、私ごとですが、もう10年以上も前のことです・・・。

 

外部から依頼をうけて、あるベンチャー企業の事業計画書作成のプロジェクトに参加したことがあります。

 

特に私が財務顧問契約などを組んだわけではないのですが、その会社の財務担当者と一緒に５か年計画を策定しました。

 

もちろんVCからの資金調達などに使う資料です。

 

結論からいいますと、報酬は支払わられませんでした。

 

その会社は倒産しました。

 

何度も何度も電話やメールなどで催告しても、支払われません。

 

社長、及び役員は逃げまくっていました。

 

全く誠意がなくて、本当に腹立たしかったです。

 

債権者集会にも行きましたが、多くの債権者が集まっておりました。

 

皆さんが言っていたのは、「逃げていたことに腹が立つ！」ということでした。

 

私も同じ思いでした。

 

確かに支払うことができなかったので、見せる顔がなかったのでしょう。

 

しかしながら、やはり催促に対して、責任者は逃げまくって、全て社員に対応させていたことには、何とも憤りを感じざるを得ません。

 

先日のセミナーを聞いていて、色々と思い出してしまいました（苦笑）。

 

 

「ジャンプする側より、される側の方がとても大変・・・」、本当にそうなんです！

 

これが、銀行や国税ならまだしも・・・、中小企業だったりすると、その会社の経営に大きな影響を及ぼします。

 

ある意味、とても複雑な心境になる講義でしたが、企業を生き抜くためには、様々な知識や知恵が必要です。

 

原田先生の「心が痛むときもあります」という言葉は重いですね。

 

今回のようなテーマのセミナーは、他ではほとんど実施されていないと思います。

 

是非、皆さん、先日知った知識を活かしてください。